山形県 酒田南高等学校で豆乳食育移動教室を実施

2020年12月17日、年内最後の豆乳食育移動教室を、山形県酒田市にある酒田南高等学校にて実施しました。
授業に参加した40名の生徒は、全員が食育調理コースの皆さん。酒田南高等学校の食育調理コースは「調理」と「食育」両方のプロを目指すコースで、生徒の皆さんは、毎月「集団給食」の実習で給食メニューを自ら考え、調理し、校内で提供するなど、将来を見据えて積極的に活動しています。

コロナ禍が鎮まらない中、日程調整を重ねて、寒い季節での開催が実現しました。当日、北日本は、大雪で多くの便が欠航になりましたが、庄内行のフライトは、予定通り飛び、無事、移動教室を開催することができました。酒田は、一面の雪景色。今回は、参加する生徒の人数が多く、講師の日本豆乳協会川村事務局長と杉谷事務局長補佐は、特に、しっかりと感染症対策を行った上で移動教室に臨みました。

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酒田南高等学校では、毎年「豆乳レシピ甲子園」や「豆乳資格検定」などにたくさん応募して頂いているなど、豆乳を使った食育に熱心な生徒が多く、皆さん真剣にメモを取りながら講義に耳を傾けていました。
調理実習室では多くのモニターが備え付けられており、豆乳の歴史や成分などについての話のあとに、映像をみながら、豆乳ができるまでの製造工程を解説しました。続いて、異なる種類の豆乳を試飲していただき、それぞれ感想を語ってもらいました。締めくくりに行ったじゃんけん大会は、大きな盛り上がりを見せ、移動教室の講義は幕を閉めました。

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最後に、代表として生徒のひとりから、講師のふたりに感謝のことばを述べていただきました。窓の外ではひっきりなしに雪がしんしんと降っていましたが、教室内では皆さんの温かい笑顔に囲まれながら、今回の講義も無事に終了しました。

酒田南高等学校食育調理コースの先生、そして生徒の皆さん、豆乳食育移動教室にご参加いただき、ありがとうございました。