2020年9月17日、今年度二回目の豆乳食育移動教室を、東京都立八丈高等学校において実施しました。東京都立八丈高等学校は、1948年開校、全校生徒約150名が自然豊かな環境の中で学んでいます。今回は、全日制の1年から3年までの16名の生徒に、午前と午後の二回に分けて、豆乳の歴史や栄養、そして豆乳市場と製造工程について学んで頂きました。
コロナ禍の中、家政科の阿川先生の熱心なご要望に応じて、豆乳移動教室としては珍しく、とても少人数の生徒の参加でしたが、マスクにソーシャルディスタンス、フェイスシールドなど、万全なコロナ対策で開催が実現しました。
午前の講義では、先生も生徒たちと一緒に混ざって講義にご参加頂きましたが、生徒たちは、緊張しながらも興味深く講師の日本豆乳協会川村事務局長と杉谷事務局長補佐の話に聞き入っていました。数種類の豆乳を試飲する時には、初めて豆乳を口にした生徒もおり、先生と共に和気藹々と感想を語り合うなど、豆乳に関して多くのことを学んでいただく機会となりました。
引き続き行われた午後の講義では、豆乳の試飲後、質問コーナーが設けられ、生徒や先生たちから挙がった質問に、豆乳協会事務局長が一つ一つ丁寧に答えるなど、さらに豆乳に関する知識を深めていただくことができました。また、講義の締めに復習を兼ねて行われたミニテストでは、満点を取った生徒に、日本豆乳協会が発行した本「豆乳の栄養と健康ガイド」がプレゼントされるなど、楽しくなごやかな雰囲気の中で「豆乳移動教室」が終了しました。
八丈高等学校家政科の先生、そして生徒の皆さん、豆乳食育移動教室にご参加いただき、ありがとうございました。